お正月料理のあしらいとしてよく目にする裏白を知っていますか?鏡餅の下に敷かれることが多い裏白は、表は緑色で裏は白い色をしているのですが、裏白がめでたい席に用いられるのは、この裏が白いということにヒントがあるんです!
人は誰でも心の中は何を考えているか分からないもので、表裏があるものですよね。裏白は裏を返しても白いので、潔白で表裏が無いということを表しているんだといわれています。そして裏白は古い葉が落ちずに新しい葉っぱが重なって生えてくるので、子孫繁栄の意味もあるんだそうです。さらには裏白はきれいな左右対称の形をしていますよね。この形が夫婦円満を表しているのです。
たくさんの良い意味がある裏白は、一年中緑色なのでお正月に限らずおめでたい席に使われることが多いんですよ!ただの飾りとしてしか見ていないおせちのあしらいにも色々な意味が込められているので、この機会に学んでみてはどうでしょうか。