おせち料理にはたくさんの食材が使われていて、まさに宝石箱みたいですよね。そんな中で黒光りしていてちょっと地味な存在でもある黒豆がどういう意味でおせちに入っているか知っていますか?黒豆を入れる理由は、マメに働いてマメに暮らせるようにという意味があるんです。

マメに働くというのはまじめに勤勉にこまめに働くというような意味でいわれていて、マメに暮らすというのは健康に暮らすという意味でいわれているみたいですが、どっちにしてもダジャレであることには違いないですよね。伝統的で日本人が先祖代々受け継いできたようなイメージがあるおせち料理も、実はけっこうユーモアに溢れたチョイスの仕方で食材を選んでいるんですよ。

なぜ黒い豆なのかという事に関してですが、黒い色には魔除けの力があると昔は信じられていたのだそうです。だんだんと伝統的なものが消えつつありますけど、本来の意味を知っていくと親しみがわいてくるかもしれませんね。