お料理に豪華な印象を与え、目を引く存在の海老。鮮やかな赤い色に長いツノやヒゲ、いかつい頭の持ち主である海老は、大きくても小さくてもとても目立つ存在です。高額な百貨店のおせちには、大きなイセエビなどがどんと入っていて、それだけですごくゴージャスになりますよね。

おせち料理に海老を入れることは常識のようなものですが、実はきちんとした意味があるのを知っていますか?海老は腰が曲がっていますよね。人も歳を取ると腰が曲がっていくものですので、海老のように腰が曲がるまで健康で長生きできるようにという願いを込めておせち料理に入れられているのです。

おせち料理のメインと言っても過言ではない海老にも、ちゃんと意味があるんですよ!ただお酒の肴に食べるのではなく、おせち料理に込められたひとつひとつの願いを理解して食べると、いつもに増してお正月気分を盛り上げることができるかもしれませんね。