おせち料理がいつ頃から食べられてなぜあのようなスタイルになったのかということを知っている人は少ないのではないでしょうか。今回はおせち料理の歴史について、簡単にご紹介しますね。

おせち料理はお正月の料理だと思っている人が多いですが、実はおせちは節句の際にいただくものなのです。季節の変わり目である節句の際に食べられた料理をおせちと呼んでいたのですが、徐々に一番重要なお正月だけに食べられるようになっていったのです。

初めはお皿に盛られていた料理も、百貨店やデパートなどで見栄えを良くするように重箱に詰められるようになり第二次世界大戦が終わった頃には完全に重箱に詰めるものとして定着しました。味を濃いめにすることで日持ちするようになっているおせちは、お正月に女性が料理をしなくて済むようにともいわれているんですよ!